スクリーンショットや記事内容についての主張ではなく、元の報道を確認してください。見出し、冒頭の段落、キャプション、リンク、訂正注記を合わせて読みます。そのうえで、一次資料や後続の報道と照合しましょう。明白な誤りがあれば、その報道が誤っていたことは示せます。繰り返されるパターンを立証するには、対象記事を明確に定め、一貫した基準で調べる必要があります。
このセクションの事例を使って、具体的な4つの問いを調べてください。見出しはイスラエルの対応を招いた攻撃を明示しているか。ガザの犠牲者数、画像、取材アクセスの制限はどのように説明されているか。公式声明は言語によって変わっているか。安全保障上の行動を論じる前に、交渉記録には何が記されているか。まず見出しの枠づけと訂正の確認から始め、次にガザ報道の情報源と取材アクセス、言語ごとの公式声明、和平交渉の経緯を確認してください。
検証可能な記録を作る
掲載日、初出時の見出し、記事URL、署名、ページのコピーまたはスクリーンショットを保存します。見出しの変更や訂正があれば、時刻とともに記録してください。報道が述べていること、情報源が述べていること、記者が独自に確認したことを区別します。ある主張を当局者の発言として引用していても、記事がそれを検証済みとは限りません。
人物、場所、日付、文書、明確な出典表示を確認しましょう。犠牲者数については、集計主体、数値の日付、戦闘員と民間人の区別の有無、独立した方法で確認された数かどうかを特定します。画像はキャプション全体を読み、撮影者、場所、日付、画面外に写っていないものを確認してください。公式声明については、両言語版を保存し、誰が翻訳したのかを特定します。
報道機関自身の基準を使う
報道を、各社が公表する規則や類似事例の扱いと比べてください。ロイターの基準は、事実を明確に伝えること、偏りに配慮すること、読者への説明責任を果たすことを求めています。こうした原則から、読者が問うべき点が具体的に分かります。行為主体は明示されているか。異論のある主張は出典を示しているか。後日の訂正は記事本文だけでなく、元の見出しも修正しているか。
日付の明確な事例は、この方法を示すのに役立ちます。2016年2月3日、CBSは当初、エルサレムで3人が死亡した事件について、イスラエル警察への攻撃を省いた見出しを掲載しました。イスラエル外務省の抗議を受け、CBSは見出しを変更しました。エルサレム・ポストの報道には、当初の文言と変更が記録されています。CAMERAが日付とともに示した見出しの事例も、元記事と照合できます。それぞれの事例が検証の根拠となるのは当該報道についてです。報道機関全体のパターンを主張するには、対象となる見出し群、比較規則、読者が再現できる結果が必要です。